大人になるとゲームが退屈に感じられる原因
このテーマって有名ですよね。僕も小さい頃から今までゲームにどっぷりハマっていました。しかしその日は突然訪れます。あれだけ熱中していたゲームが急に窮屈で退屈に感じられるようになってしまいました!がーん。
ゲームストアでカタログを見ても興味が惹かれず、買ってみてもちょっと遊んだだけでお腹いっぱいになってしまう。ゲーマー人生が長かったので、ちょっと寂しくもあります。
でも、こういうことって実はあまり珍しくなくて、まず子供の頃と今の環境はやっぱり大きく違うわけです。子供の頃は時間はあるけどお金もないし、行動できる範囲や手に入るものに制限があります。でも、大人は時間はないけどお金はそこそこあるし、行こうと思えばどこでもいけます。
子供の頃の自由はゲームという箱庭の中での体験でしたが、大人になった今は自由はいつでも身近にあるものです。そして自由を体験するのも、仮想空間で味わうよりは現実の体験のほうがずっと楽しかったりします。すると、ゲームの中の自由に目新しさはあまり感じられず、むしろちょっと窮屈に感じられる、というのがゲーム離れの一つの原因ではないでしょうか。
ただ、ゲームの中でしかできない体験というのも当然あり、例えばオンラインで見知らぬ人と手軽に対戦したり、実況配信するという体験はゲームならではだと思います。その体験が楽しくてプロゲーマーになる人もいますし、ストリーマーになる人もいるわけですね。webを介すると、箱庭の中のゲームも一気に広がりを見せます。
しかし、万人が全てその競技性を楽しむわけではありませんし、ストリーマーになる人はとても限られています。すると、webの繋がりに面白さを感じられない層がゲームからちょっとずつ気持ちが離れてしまうのは仕方ないことなのかな、とも思ったりします。
一方でゲームのメリットに目を向けると、手軽にストレスの発散やリラックスに役立つことは大きいです。自分の体験を振り返っても、受験戦争だった学生時代や窮屈な家庭環境の中で、ゲームには精神的に大きく助けられました。今後も無理しない範囲で自分の好きなゲームをちょっとずつつまみ食いしていきたいですね。