google サイバーセキュリティ プロフェッショナル認定証講座を受講してみた
webアプリを作成するにあたって、セキュリティ周りは悩ましい問題です。自分で使っているうちはまだいいのですが、第三者のデータを取り扱うとなると十分堅牢なセキュリティ構築をしなければなりません。いつかは学ばなければ...と思いつつ目を背け続けていたのですが、今回思い切って「google サイバーセキュリティ プロフェッショナル認定証」講座を受講してみました!その感想レビューです。
結論: 知識は深められたが、実用的には今ひとつかも?
まず前提となる受講前の僕のスペックは以下のとおりです。
- django でアプリを作成したことがある
- ネットワークの基礎知識は曖昧 TCP/IPって聞いたことがある程度
- linux は VPS でのデプロイ時に軽く触れたことがある
- IT専門職ではく、インターネット周りの基本知識はほぼゼロ
しかし講座は初学者向けに作られており大変わかりやすかったです。数分のビデオと講義資料を見ながら課題をこなす形式で、全部で8講座、それぞれの講座は4モジュール程度あり、合計の履修時間は50時間程度だと思います。課題の中にはレポートを作ったりするものもありましたが、僕は飛ばして(作成したことにして)講座を先に進めていました。丁寧に実施するともっと時間がかかるものと思われます。
良かった点
●インターネットの基礎知識を学ぶことができる
TCP/IP, ネットワーク層, MACアドレス, VPN など、最近の高校生なら必修で習うような項目ですが、私はまるっきり知らないことでしたので丁寧に教えてもらえて良かったです。●網羅している内容が広く、次に学ぶ分野のキーワードを得られる
Kali linux や Wireshark など、セキュリティ周りに必要な、次に学ぶべき分野を知ることができたことは大きかったと思います。他にもSEIMツールの splunk や chronicle でログ収集の演習をするなどもあり、網羅している分野は広いため興味のある領域がきっと見つかると思います。いまひとつだった点
●実際にすぐ使えるレベルの技術力が身につくわけではない
あくまでも入門講座であり、セキュリティ領域について広く浅く、網羅的に取り扱っているので、明日からすぐに仕事で活かせるようなものではないかなと思いました。今後どう深めて実用レベルにもっていくのかは各々次第って感じですね。●未経験者からIT分野への転職サポートという色が強い
これは受講者の目的次第で評価が変わるところだと思います。講座の最後の章は海外で履歴書をどう書くのか、面接はどのように対策するのかといった内容になります。海外(特にアメリカ)のIT企業へ挑戦したい人にはいいですが、趣味レベルで知識を深めたい人にはあまりニーズに合ってないかもしれません。●受講費用が高い
一応リスキリングコンソーシアムなどで無料で受付している期間もありますが、普通に申し込むと月々50ドルくらいかかります。仕事終わりに講座をのんびり進めた場合、3-4ヶ月はかかると思いますので結構痛い出費です。というわけで、以上をまとめると
- 本講座を学ぶことでセキュリティ周りを広く浅く知れるが、実用レベルではない。
- 資格を取ることで昇給したい人や転職したい人向き